資料・施設

施設シセツ

文学館・記念館・資料館



虚子記念文学館

「小さい文学館ですが隅々まで神経の行き届いた建築としたいと考えました。虚子先生の住宅を訪れる気持ちでこの記念館を訪ねて下さい。シンプルで落ち着いた空間が出迎えてくれるでしょう」。という言葉が示すとおり、隅々まで心配りのされた記念館である。収蔵品は虚子ゆかりの物品はもちろん、夏目漱石直筆原稿なども展示されている。二階には図書室があり、虚子に関する文献収集だけでなく、調べものも気軽にできる。平成12年4月開館。

江東区芭蕉記念館

昭和五十六年の開館。庭内には池水が作られ、やまもみじや椿が四季を彩る。小さな築山には芭蕉堂を模した祠もある。館内には会議室や和室の研修室があり、隅田川を眺めながら俳句をひとひねりすることもできる。收蔵品は、芭蕉の筆による短冊や与謝蕪村、英一蝶の描いた俳聖像など約千五百点。珍しいものでは「遺愛の石の蛙」がある。

神奈川近代文学館

日本近代文学の専門図書館と文学展を常時開催する。貸会議室、講演会、映画会などの紹介もある。

群馬県立土屋文明記念文学館

「いちめんのなのはな、いちめんのなのはな」の軟風吹く頃。昔からの奇もないその黄色い花を、三聯二十四行並べて、1914,5年当時として、もっとも奇矯な、アヴァンギャルド表現をした山村暮鳥の詩「風景」。この詩人は当文学館と地つづきの堤ヶ丘村(現・群馬町)生まれ。今年も菜の花は咲き、そして菜の花が咲けば、当文学館は開館五度目の新年度だ。

尾崎喜八文学館

文学館では尾崎喜八の妻、 実子と長女、栄子、ならびに「尾崎喜八研究会」の協力を得て尾崎の作品や関連する資料の公開が出来るようになった。詩や散文、俳句も詠むことができる。

市立小樽文学館

市立小樽文学館は、昭和53年に開館された。450の展示ホールには、小林多喜二、伊藤整、岡田三郎、八田尚之、小田観蛍など小樽で育った作家や歌人の特設コーナー、一般文学・現代詩・短歌・俳句・川柳の各コーナー、書幅を展示する和室コーナーが設けられている。また、小樽文学史年表、小樽文学地図なども掲示しており、総展示数は約600点、収蔵資料数は約6万点にのぼる。

山梨県立文学館

山梨県立文学館は、甲府市郊外の芸術の森公園に、素晴らしい環境と施設で生まれた。全国でも例の少ない、県立の文学資料博物館。

日本現代詩歌文学館

日本現代詩歌文学館は、啄木、賢治を育てた風土に生まれた。有名、無名を問わず日本人の詩歌のこころが満載されており、研究センターとしても詩歌情報を世界に向けて発信している。

芭蕉翁記念館

◆入館料 無料<主な展示資料>資料名作者種別 芭蕉翁像句賛 夏目成美 掛軸 資料写真 芭蕉翁像多代女句賛 谷 文中 掛軸 芭蕉翁三十六俳人像並双幅 狩野永耕 掛軸 資料写真 芭蕉翁須賀川に宿るところの図 渡辺光徳 掛軸 資料写真 芭蕉翁座右銘書(複製品) 松尾芭蕉 掛軸

日本近代文学館

1962年5月、散逸のはなはだしい近代文学関係の資料を収集・保存するため、文壇・学界・マスコミ関係の有志113名によって発起され、各界に文学ミュージアム設立の欠くべからざることを訴え、発起者たちの献身と各界からの絶大な援助によって、1967年4月竣工・開館したもの。

鎌倉文学館

鎌倉にゆかりのある文学資料や文学者(夏目漱石、芥川龍之介、川端康成、大佛次郎、与謝野晶子、高浜虚子、小林秀雄をはじめ300人以上の小説家、歌人、俳人、評論家などの文学者)の著書や、原稿、愛用品などを収集保存し、展示している。

村上鬼城資料館

村上鬼城は、正岡子規に師事し、「ホトトギス」の代表俳人として大正初期の俳壇で活躍。幼少時に耳病を患い、日常にも不自由があった彼は、貧しいもの、弱いもの、不具なるもの、すべて自身であるという姿勢で句を読んだ。市内には句碑が点在しており、鬼城の俳句が楽しる。彼が住んでいた、並榎町の草庵が現在資料館として公開されている。

一茶双樹記念館

一茶双樹記念館、ISSA-SOJU Memorial Hall 一茶と北総地方流山(千葉県)とみりん 一茶双樹記念館施設の案内および交通の案内。流山市役所職員自主研究グループ「パソコンネットワーク研究会」の協力のもと作成されたサイト。

一茶記念館・一茶郷土民俗資料館

一茶記念館・一茶郷土民族資料館のホームページ。館内の概要、展示物の案内などを見ることができる。

姫路文学館

姫路市が姫路市制百周年記念事業として構想したもの。 多くの人が先人達が残した素晴らしい息吹に触れて下さることを念願して建てられた。

俳遊館

俳遊館 TEL:(0749)22-6849 入場無料休館日:毎週火曜日(12/29〜1/3休) 昭和初期旧彦根信用金庫本店。現在は俳句関係の展示資料館となっている。彦根市本町1丁目

石田波郷記念館

俳人石田波郷は、昭和21年から約12年間江東区に住み、当時の江東区の様子を「焦土諷詠」として多くの俳句に詠む。戦後の俳壇を先導し、俳句文学に大きな功績を残している。その功績と人間像、江東区とのかかわりを紹介し顕彰するため、平成12年12月に石田波郷記念館が開設された。記念館では、波郷の俳句文学活動、生涯などを遺品・作品を中心に展示紹介する。

池田市立歴史民俗資料館(憚悟爐文庫 和歌・俳句短冊)

(『憚悟爐文庫目録』(H4.3.31発行)p.p.41-42より転載)憚悟爐文庫には、130余の和歌・俳句等の短冊及び懐紙が収められている。それらは、江戸時代から現代に至るまでのものである。

尚古社

鮭漁に沸いた明治から昭和の初期にかけて繁盛した中島呉服店。当時の社主らは1856年に俳句結社「石狩尚古社」を結成して全国各地と交流するとともに、中島家に多くの俳句資料と収集した書画などを残した。4代目にあたる中島勝久さんが、蔵に眠っていた膨大な資料を整理し、私費を投じて作った資料館がこの「尚古社」。かつての石狩の文化的なレベルの高さを伝える。

文学館一覧表



その他、文学館リスト

日本全国の文学館を網羅しているリンク集。